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米カルパース:職員へのボーナス倍増-危機時の損失取り戻す

米最大の公的年金基金、カリフォル ニア州職員退職年金基金(カルパース)は、職員への賞与を倍増した。 リセッション(景気後退)時に被った損失を取り戻したことが背景にあ る。

カルパースが130人の職員と幹部に昨年支給した賞与は合計770万ド ル(約7億6000万円)と、前年(360万ドル)の2倍余りとなった。ジ ョー・ディア最高投資責任者(CIO)への支給額は32万1750ドル。同 基金が提供したデータによると、3人の投資責任者への支給額はそれぞ れ20万ドル余りだった。

同基金の賞与は過去3年間の投資リターンに基づいており、米国の 公的年金基金が2009年6月まで1年半続いたリセッションから回復して いることを示唆している。リセッションを受け、カルパースの3分の1 の価値が吹き飛んでいた。それでも、米年金基金では危機を受け政府職 員に約束している給付金を賄うために必要な資金が推定1兆ドル以上不 足しており、納税者による不足分穴埋めが求められている。

カルパースは職員にウォール街に勤務した場合に匹敵する賞与を付 与することが必要だとの見解を示しており、過去3年間では、07年の金 融危機開始以来初めてこの基準を0.43%上回ったと、広報担当のブラッ ド・パチェコ氏が明らかにした。

原題:Calpers Doubles Bonus Payouts to Employees as Losses Recouped(抜粋)

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