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S&P:蘭ラボバンクの格付け見通しを「ネガティブ」に下げ

米格付け会社スタンダード・アン ド・プアーズ(S&P)は、住宅ローン融資でオランダ最大手の銀行ラ ボバンク・グループの格付け見通しを引き下げた。銀行間の指標金利を めぐる談合への関与に絡んで約7億7400万ユーロ(約1030億円)の制裁 金を科されたことを受けた。

S&Pは4日の発表文で、同行の長期格付け見通しを「ステーブル (安定的)」から「ネガティブ(弱含み)」に変更するとした。長期と 短期の発行体格付けはそれぞれ「AA-」「A-1+」に据え置いた。

ラボバンクは10月29日、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)と 欧州銀行間取引金利(EURIBOR)の操作をめぐってこれまで科さ れた中では2番目の規模の制裁金を、米英とオランダの当局から科され たと発表した。

S&Pは見通し変更について、金利操作問題に関する調査結果を受 け、ラボバンクの事業とリスクポジションをめぐる前向きな評価を見直 す可能性を反映したものだと説明。引き続き困難な状態にある国内金融 情勢に直面しているとも指摘した。

ムーディーズ・インベスターズ・サービスは先週、制裁金支払いの 発表は同行の格付けや見通しには影響しないとしながらも「ラボバンク のこうした欠陥は予想外だった」との認識を示していた。

原題:Rabobank Outlook Lowered to Negative by S&P After Libor Fine (1)(抜粋)

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