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欧州債(4日):スペイン債が下落、入札控え-英独債は上昇

4日の欧州債市場ではスペイン国債 が下落。10年債利回りは6カ月ぶり低水準まで下げた後、上昇に転じ た。同国は最大40億ユーロの国債入札を週内に実施する。

イタリア国債は3営業日ぶりに下げた。同国製造業の関連指数が予 想に反して低下したことが背景。一方、ドイツ国債は上昇し、10年債利 回りは12週間ぶり低水準に迫った。先週発表されたユーロ圏インフレ率 が大幅に低下したことから、欧州中央銀行(ECB)が7日の定例政策 委員会で利下げするとの予想が一部エコノミストらから浮上している。

INGグループのシニア金利ストラテジスト、アレッサンドロ・ジ アンサンティ氏(アムステルダム在勤)はスペイン国債について「入札 を控えて値下がりしていることから、10年債利回りは上昇する可能性が ある。国内投資家の需要は短期債と比べて小さい」と説明。その上で、 「全般的にスプレッド(利回り格差)縮小のトレンドは続く見込みだ。 スペインの入札は順調となるだろう。これまでも無事に起債し、国債発 行を既に前倒ししてこなしている」と語った。

ロンドン時間午後4時46分現在、スペイン10年債利回りは前週末比 4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の4.01%。一時 は3.95%と、5月3日以来の低水準となった。同国債(表面利 率4.4%、2023年10月償還)価格は0.34下げ103.135。2018年10月と23 年10月、26年7月にそれぞれ満期を迎える国債の入札は7日に行われ る。

イタリア10年債利回りは4bp上げて4.12%。一時は4.07%と、5 月29日以降で最低となった。ドイツ10年債利回りは1bp低下 し1.68%。10月31日には1.65%と、8月8日以来の低水準を付けた。

英国債相場は3営業日ぶりに上昇。10年債(表面利率2.25%、2023 年9月償還)の利回りは前週末比2bp低下の2.63%、価格は0.175上 げ96.755となった。

原題:Spanish Bonds Fall Before Debt Auctions This Week; Bunds Advance(抜粋) U.K. Pound Gains After Construction Output Expands; Gilts Rise (抜粋)

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