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【FRB要人発言録】極めて緩和的政策続く-パウエル理事

10月28日から11月4日までの米連 邦準備制度理事会(FRB)要人の主な発言は次の通り(記事全文は発 言者の氏名をクリックしてください)。

<11月4日> ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(マーケット・ニュース・イ ンターナショナル=MNI=とのインタビュー)::月額850億ドルの 資産購入を永久には続けられない。米経済は金融当局の追加資金供給に よる恩恵を受けるかもしれないが、当局者は量的緩和のコストと不確実 性を考慮する必要がある。FRBは雇用と物価安定の目標を達成してい ない。

ウィリアムズ総裁(MNIとのインタビュー):量的緩和の縮小議論が 債券利回りの上昇につながり、一部の分野で醸成されている可能性のあ るバブルや泡を除去する健全な影響があった。 政策金利をさらに低い 水準で一段と長期にわたり維持する方向にフォワードガイダンスを修正 する案を今は支持しない。

ローゼングレン・ボストン連銀総裁(ボストンで講演):われわれが合 理的に予想される範囲で完全雇用を達成できるよう、金融政策はしばら くの間緩和的な必要がある見通しだ。

パウエルFRB理事(サンフランシスコで講演):米国の金融政策はし ばらく極めて緩和的な状態が続く可能性が高い。購入ペースを緩めるタ イミングは経済の進展状況に左右されるため、必然的に不透明なもの だ。

ブラード総裁(経済専門局CNBCに対し):資産購入は凄まじい勢い で進められている。可能であれば解除するのが望ましいが、まずは目標 を達成したい。

フィッシャー・ダラス連銀総裁(シドニーでの講演で債券購入の縮小に ついて):連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーらの代弁はできな いが、私自身については3月より前に何らかの行動を支持することを排 除しない。

フィッシャー・ダラス連銀総裁(シドニーでの講演で):過度の債務を 抱えた米政府は手足を縛られ、刺激策を実施できないでいる。つまり、 政府は反循環的、抑圧的な役割を演じている。政府がきちんと行動でき ないことが米連邦準備制度の景気循環を支える役割を台無しにしてい る。「可能な限り早期に金利中心の金融政策に戻ることを重視する必要 がある」と考えている。

<11月1日> ラッカー・リッチモンド連銀総裁(フィラデルフィアでの講演後の質疑 応答で):個人消費支出の伸びが2%を上回るのは恐らく不可能だ。再 び深刻なリセッション(景気後退)に陥る可能性はわれわれが考えてい たよりも高く、家計は慎重な資金繰りを続けることになるだろう。労働 市場はかなり顕著に回復したが、実質成長率の上昇見通しには懐疑的 だ。

プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁(米経済専門局CNBCに対 し):2兆ドル以上の超過準備があり、銀行のバランスシートに眠って いる。それ自体はインフレを誘発するものではない。その超過準備が銀 行システムから流出し始めると、インフレ要因になるだろう。そうなっ た時はインフレを懸念し始めなくてはならない。

ブラード・セントルイス連銀総裁(セントルイスで講演):(労働市場 の改善は緩和)縮小の正当性を裏付ける最も説得力のある根拠になる。 労働市場の情勢を表す2つの重要な指標である失業率と非農業部門雇用 者数が、過去1年間にはっきりと改善を示してきている。

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