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今週の米経済指標:GDPと雇用者数の伸び鈍化か

今週発表される米国の経済指標で は、7-9月(第3四半期)に経済成長が鈍化し、10月の雇用者数は増 加幅が縮小したことが示されそうだ。財政をめぐる与野党対立に伴う米 政府機関の一部閉鎖前でも、景気拡大の勢いが弱まっていた可能性があ る。

ブルームバーグがエコノミスト69人を対象にまとめた調査の中央値 によれば、米商務省が7日発表する7-9月期の国内総生産(GDP) 速報値は前期比年率2%増と、4-6月(第2四半期)の2.5%増から 伸びが鈍ったもようだ。米経済の約7割を占める個人消費は1.6%増 と、2011年4-6月期以来の小さな伸びにとどまりそうだ。今年4-6 月期は1.8%増だった。

労働省が8日に発表する10月の雇用統計では、非農業部門雇用者数 が前月比12万5000人増と見込まれている。9月は14万8000人増えてい た。失業率は7.3%と、9月に記録した08年11月以来の低水準となっ た7.2%から上昇しそうだ。

ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズのチーフエコノミスト、ジ ョン・シルビア氏は、「引き続き経済は成長しているが、極めて緩やか だ。雇用と賃金の伸びは依然として弱く、個人消費の課題だ」と述べ た。

米供給管理協会(ISM)は10月の非製造業総合景気指数を5日に 発する。ブルームバーグ調査の中央値では、9月の54.4から低下し54と 4カ月ぶりの低水準になると予想されている。同指数は50を上回ると活 動の拡大を示す。

原題:Growth Probably Slowed Along With Hiring: U.S. Economy Preview(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton. Editor: Vince Golle

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