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今日の国内市況(11月1日):株式、債券、為替市場

きょうの国内市場の株式、債券、為替相場 は以下の通り。

●日本株は続落、ソニーなど決算失望銘柄下げきつい-円高もマイナス

東京株式相場は続落した。決算低調銘柄への売り圧力が強まり、通 期業績計画を減額したソニーが半年ぶりの安値を付け、TOPIXの下 落率寄与度トップ。三井化学やリコーの下げもきつい。対ユーロを中心 とした為替の円高推移も嫌気され、業種では海運やその他金融、鉄鋼、 ゴム製品など幅広く売られた。

TOPIXの終値は前日比11.23ポイント(0.9%)安の1183.03、 日経平均株価は126円37銭(0.9%)安の1万4201円57銭。

ミョウジョウ・アセット・マネジメントの菊池真最高経営責任者 (CEO)は、中間決算では上方修正が相次ぐことが期待されていた が、「コマツやソニーなど悪い企業も混在している」と指摘。新興国経 済の成長鈍化の影響が大きく、「最終的に日本企業の今期業績は、期初

●超長期債安い、銀行の売りや流動性供給入札弱め-株安・円高が支え

債券市場では超長期債相場が下落した。流動性供給入札が弱めとな ったことや銀行などから売りが出ているとの見方があった。半面、株安 や円高進行が相場の下支えとなった。

現物債市場で20年物の146回債利回りは前日比1.5ベーシスポイン ト(bp)高い1.50%に上昇した。30年物の40回債利回りは一時1.65%と16 日以来の高水準を付けた。一方、長期金利の指標となる新発10年物国債 の330回債利回りは0.5bp高の0.595%で始まり、その後は0.59%で推移 した。5年物の115回債利回りは1bp低い0.19%に低下。新発5年債利 回りとしては4月11日以来の0.2%割れを記録した。

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長は、先 月末から銀行勢が超長期債に売りを出しており、長いところは重たい展 開と指摘。 一方、「10年債利回りの0.6%、5年債の0.2%と節目の水 準を下抜けてきたので、短いゾーンにはオプション絡みで買いが入って いるもよう」とも話した。

●ユーロがほぼ全面安、追加緩和観測で-株安を受けてドル・円も下落

東京外国為替市場では、ユーロがほぼ全面安。ユーロ圏のインフレ 率が予想を下回ったことなどを受けて、欧州中央銀行(ECB)による 金融緩和期待が強まったことが背景。

午後3時17分現在のユーロは、主要16通貨のうち14通貨に対して前 日終値を下回っている。ユーロ・円相場は前日に引き続き、ユーロ売 り・円買いが進み、一時1ユーロ=132円61銭と10月11日以来のユーロ 安値を更新した。ユーロ・ドル相場も一時1ユーロ=1.3540ドルと、2 週間ぶり安値を付けた。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラ テジストは「消去法的に買われていたユーロのポジションが昨日の失業 率と消費者物価指数で撃墜された」と指摘。「かなりショッキングな数 字」であり、欧州連合(EU)圏内の追加金融緩和観測が広まっている ことによりユーロが下落していると話した。

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