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中国短期金利、4カ月ぶり高水準-1年物国債利回りも上昇

30日の中国金融市場で指標の短期金 利は上昇し、約4カ月ぶり高水準となった。法人税納付に伴う流動性逼 迫(ひっぱく)と中国人民銀行(中央銀行)の政策スタンスをめぐる不 透明感が背景。1年物国債利回りは入札不調で大きく上昇した。

人民銀は29日、2週間ぶりにリバースレポを実施して金融システム に130億元(約2100億円)を供給した。しかし過去2週間では差し引 き1025億元を吸収している。

オリエント・フューチャーズのアナリスト、章国煜氏(上海在勤) は「きのうのリバースレポには市場心理を落ち着かせるとの政策的意図 があったと思うが、供給額が非常に小さく、やや混乱を生んだ。それが 金利上昇につながっている可能性がある」と指摘した。

1年物金利スワップレートは上海時間午後2時20分(日本時間同3 時20分)現在、5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇 の4.25%。一時は4.27%と、6月24日以来の高水準に達した。6月に記 録した過去最高水準は5.06%。

銀行間資金の取引センターNIFCによると、7日物レポ金利は55 bp上昇の5.55%。これで10営業日連続の上昇と、2007年以降で最長の 上昇局面となった。翌日物レポ金利は53bp上昇の5.21%。

財政省はこの日、1年物国債(282億5000万元規模)の入札を実施 した。参加したトレーダー2人によると応札倍率は1.2倍。ブルームバ ーグのデータによると、7月3日に行われた1年債入札時の1.4倍を下 回った。

NIFCによれば、14年7月償還の国債利回りは30bp上昇 の4.10%と、指標の1年物国債として少なくとも07年以来の高水準とな った。

原題:China Money Rates Jump as Cash Squeeze Spurs Record Bond Yield(抜粋)

--取材協力:Yanping Li、Yuanting Yin. Editors: Andrew Janes, Anil Varma

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