ドイツ銀行の行員らが2007年のスワ ップ契約についての電子メールで、顧客は契約について「全く無知」で 「われわれの言いなりになる」などと言い合っていたことが分かった。

この契約の相手方、インドの不動産開発会社ユニテックがドイツ銀 を相手取って起こした訴訟の控訴審で電子メールが公開された。ユニテ ックはドイツ銀がロンドン銀行間取引金利(LIBOR)を操作してい た疑いをもたれていることから、金利スワップとローンの契約は無効だ と主張している。

ドイツ銀のムンバイ在勤インド・コーポレートファイナンス責任者 のサンジェイ・アガーワル氏はユニテックが訴訟で問題にしているスワ ップについての07年の電子メールで「誰も自分がだまされたことを知り たくはないだろう」とも書いている。

ガーディアン・ケア・ホームズも同様の訴因で英銀バークレイズを 訴えており、両件はともに審理されている。両原告とも、LIBORに 関する銀行の不正について承知していればスワップ契約をしなかったと 主張する。

ドイツ銀の広報担当、カスリン・ヘインズ氏は、「原告側が挙げて いる通信内容は文脈を外れて引用されている」として、この控訴審に関 して「意味がない」と論じた。一審の判決は原告側にローンを銀行に返 済する義務があり、スワップ契約を無効にできないと判断していた。

原題:Deutsche Bank Swaps E-Mail Said No One Likes Being ‘Screwed’ (1)(抜粋)

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