気候変動により世界各地で水不足が 深刻化し、平均気温がセ氏2度上昇すると5億人以上に影響が出る、と の研究をドイツのポツダム気候影響研究所(PIK)がまとめた。

PIKは8日、2度の気温上昇で人類の8%が新たに水不足に直面 するか水不足の悪化に見舞われる可能性があると発表した。気候変動が このまま進み5度上昇した場合はこの割合が13%に上昇すると見込んで いる。

PIKによると、水不足地域に暮らす人口は現時点で約13億人。 PIKは19の気候変動モデルを使い152の想定を算出した。2100年まで に影響を受ける人口の推計について、的中する確率は50%以上としてい る。

研究報告の執筆者の一人であるボルフガンク・ルフト氏は発表の中 で「研究は、われわれが自然体系を根本的に不安定化させているとの主 張を裏付けている」と述べた。

PIKの標準モデルによると、気温が5度上昇し世界の人口が増え 続けるとすると、10億人以上が新たに気候変動の影響を受ける。

研究報告によれば、2度の上昇で高等植物独特の生息地の1%で生 態系に「大きな」変化が生じ、5度上昇だとその割合が74%に増える。

原題:Water Shortage Seen Worsening on Climate Change in Potsdam Study(抜粋)

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