インド、4-6月成長率は09年来最低-ルピー安で見通し不透明

インドの4-6月(第2四半期)経 済成長は2009年10-12月(第4四半期)以来の緩慢なペースに減速し た。中銀に利上げを迫るルピー下落に、政府が歯止めを掛ける必要性が 高まった。

中央統計局が30日発表した第2四半期国内総生産(GDP)は前年 同期比4.4%増。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト44 人の予想中央値は4.7%増だった。1-3月(第1四半期)の成長率 は4.8%。

ルピーは今年に入りドルに対して16%下落。過去最大規模の経常赤 字と米金融当局の緩和縮小見通しが、インドからの資金逃避を促してい る。インド準備銀行(RBI、中央銀行)は通貨防衛とインフレ抑制を 目指し、7月に利上げを実施。投資を回復させると公約し成長てこ入れ を図るシン首相に逆風を送っている。

DBSグループ・ホールディングスのエコノミスト、ラディカ・ラ オ氏(シンガポール在勤)は統計発表前に、「流動性引き締めの措置が 長期化すれば、景気は一段と減速する恐れがある」と指摘。中銀総裁に 来月就任するラグラム・ラジャン氏による政策目標の明確化が待たれて いると述べた。

28日に過去最低の1ドル=68.845ルピーを記録したルピー相場はこ の日、前日比1.4%高の1ドル=65.705ルピーでムンバイ市場での取引 を終えた。

原題:Indian Growth Slows to Four-Year Low as Rupee Drop Dims Outlook(抜粋)

--取材協力:Kartik Goyal、Sam Nagarajan. Editors: Sunil Jagtiani, Rina Chandran

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