ユーロ圏:8月インフレ率1.3%に低下-エネルギー値下がりで

ユーロ圏の8月のインフレ率はエコ ノミスト予想以上に低下した。域内経済は過去最長のリセッション(景 気後退)を脱して勢いを増しつつあるが、エネルギーの値下がりが影響 した。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が30日発表した8月の ユーロ圏消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.3%上昇。伸び率は 7月の1.6%から下がり、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノ ミスト38人の予想中央値(1.4%)にも届かなかった。

インフレ率はこれで、欧州中央銀行(ECB)が目安とする2%弱 の水準を7カ月連続で下回っている。同中銀のドラギ総裁は先月、「抑 制された」インフレ見通しに基づき、ECBは政策金利を「長期にわた り」現行またはそれを下回る水準にとどめると発言。政策委メンバーの ノボトニー・オーストリア中銀総裁は29日、域内経済が改善の兆候を示 す中でも利下げの可能性はまだあるとの見解を示した。

発表によると、エネルギー価格は前年同月比で0.4%下落。7月 は1.6%上昇だった。食料とアルコール、たばこの価格は3.3%、サービ ス関連コストは1.5%それぞれ上がった。

原題:Euro-Area Inflation Slowed to 1.3% in August on Energy Prices(抜粋) Eurozone August Flash Consumer Prices: Summary (Table) (抜粋)

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