来週のNY原油:43%が上昇予想-シリア攻撃で供給途絶懸念

来週のニューヨーク原油先物相場は 上昇するとの見方が優勢だ。シリアへの軍事攻撃があれば、中東原油の 供給が途絶するとの懸念が強まっている。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト37人を対象に実施した調査 では、16人(43%)が来週の原油先物相場が上昇すると予測。下落の予 想は15人(41%)、変わらずを予想したのは6人だった。前回は61%が 下落を予想した。

米英仏は、先週ダマスカス近郊で化学兵器が使用された疑惑がある ことに対し、シリアへの軍事攻撃を検討している。オバマ米大統領は今 週、調査報告を発表する予定。英国は29日、シリア政府が化学兵器使用 に関与していた「可能性が極めて高い」と述べた。

石油輸出国機構(OPEC)最大の輸出国であるサウジアラビアは シリアの反政府派を支持している。一方、アサド大統領側にはOPEC 第6位の産油国イランなどが回っている。国際エネルギー機関 (IEA)によると、今年1-3月(第1四半期)の世界の原油生産の うちOPECは35%を占めた。

2004年4月の調査開始以降、相場の方向性を正しく予測した確率 は50%となっている。ブルームバーグは翌週の原油価格について、石油 アナリストとトレーダーに見通しを尋ねる調査を毎週木曜日に実施して いる。

原題:Crude May Rise on Prospect of Strike on Syria, Survey Shows(抜粋)

--取材協力:Grant Smith、Sarah Chen、Winnie Zhu、Ramsey Al-Rikabi、Yee Kai Pin. Editors: Richard Stubbe, David Marino

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