米司法省、MBS査定会社に情報提供要請-大手銀提訴にらみ

米司法省は金融危機前の数年間の銀 行の行動に関する調査を進める中、住宅ローン担保証券(MBS)のデ ューデリジェンス業務で当時ウォール街最大手だった企業に情報提供を 求めた。

同省は先月、クレイトン・ホールディングスに対しMBSの取引に 関する同社の業務に関する大量の文書の提出を要請する召喚状を送付し た。連邦裁判所に証拠書類として提出された召喚状のコピーによると、 提供を求めたのは、デューデリジェンスの報告書やローン債権の審査に 関連した内部連絡、顧客とのやり取りなど。

米司法省が今月27日に裁判所に提出した文書によると、クレイトン はこれまでのところ、文書提供要請への対応を拒否している。

同省はMBSに関連して大手米銀を相手取り民事訴訟を起こす方針 で、今回のクレイトンへの情報提供要請もそうした取り組みの基盤とな る。米金融危機調査委員会の2011年の報告書によると、クレイトンは住 宅ローン債権を証券化したウォール街の大手金融機関から第三者として デューデリジェンス業務を受託する主要な企業だった。

原題:U.S. Subpoena of Wall Street Due Diligence Firm Targets Banks(抜粋)

--取材協力:Jody Shenn. Editors: Steven Komarow, Gregory Mott

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