NY原油時間外:続落-英下院が対シリア軍事行動の動議否決

ニューヨーク原油先物相場は30日の 時間外取引で続落。英下院が対シリア軍事行動の動議を否決したこと で、当面は攻撃がないとの見方が強まった。シリア内戦が中東地域に飛 び火し原油供給が途絶する懸念が後退した。

原油先物相場は一時、1.9%下落。今週の上昇率は0.8%。キャメロ ン英首相が提案した、シリアで化学兵器が使用されたことに対する軍事 行動案は下院で否決された。国際エネルギー機関(IEA)は世界の原 油市場の供給は潤沢であり、緊急備蓄放出の必要性はないとの見方を示 した。

CMCマーケッツ(シドニー)の市場担当チーフストラテジスト、 マイケル・マッカーシー氏は「英下院が軍事行動の動議を否決したこと でやや安心感が出た。他国の協力がなければ米国の攻撃姿勢も弱まるよ うだ。軍事攻撃が全くなくなる可能性も出てきた」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物10月限は一 時、2.05ドル安の1バレル当たり106.75ドルを付けた。シドニー時間午 前10時18分(日本時間同9時18分)現在、107.28ドルで推移。前日の通 常取引は1.2%安の108.80ドルで引けた。2011年5月以来の高値から下 落した。今月の上昇率は2.1%。

原題:WTI Declines a Second Day as U.K Lawmakers Reject Syrian Action(抜粋)

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