鉱工業生産は2カ月ぶり上昇、予想下回る-判断「緩やかな持ち直し」

7月の日本の鉱工業生産指数は前月 比で2カ月ぶりにプラスとなった。上昇率は予想を下回った。汎用(は んよう)・生産用機械工業や電子部品・デバイス工業などがプラスとな った。先行きは上昇基調が見込まれており、経済産業省は「総じてみれ ば、生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる」との判断を示した。

経産省が30日発表した鉱工業指数速報(季節調整済み、2010年 =100)によると、7月の生産指数は前月比3.2%上昇の97.7となった。 ブルームバーグ・ニュースによる事前調査では、エコノミストの予想中 央値は同3.6%上昇だった。

先行きの生産動向を示す製造工業生産予測指数は、8月が前月 比0.2%上昇、9月は同1.7%上昇が見込まれている。

第一生命経済研究所の新家義貴主席エコノミストは事前のリポート で、生産は「回復傾向が続いていることが確認される」とし、前月 比3.5%上昇を予想。さらに「先行きを占う意味で、8、9月の生産予 測指数の動向に注目が集まる」とみていた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE