中国ZTE:米ロビー活動費が4倍強に、スパイ疑惑背景か

中国2位の通信機器メーカー、 ZTE(中興通訊)は米国でのロビー活動費を4倍強に増やした。同社 の製品をめぐっては米下院の報告書で、中国政府が米国でのスパイ活動 に活用する可能性が指摘されている。

米上院の記録によれば、1-6月のZTEのロビー活動費は33万ド ル(約3200万円)と、09年の活動開始以来で最大。同社の届け出による と前年同期は8万ドルだった。

米下院情報特別委員会は昨年10月に公表した報告書で、ZTEや中 国最大の通信機器メーカーの華為技術などの製品が米国に浸透すれば、 中国政府が米国内の送電網や金融情報ネットワークに混乱を引き起こす ことも可能となる恐れがあると警告した。

ZTEは活動費を増やした理由についてコメントを避けた。米コン サルタント会社ACGリサーチによると、米国の通信機器市場の規模は 約510億ドル(約5兆円)。ZTEはシェア拡大に向け、米シスコシス テムズや仏アルカテル・ルーセント、スウェーデンのエリクソンなどと 争っている。

原題:ZTE Quadruples Lobbying After U.S. House Committee Blacklisting(抜粋)

--取材協力:Edmond Lococo. Editors: Stephanie Stoughton, Jeanne Cummings

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE