ブラジル株:ボベスパは上昇-インフレ鈍化で消費関連株高い

29日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が小幅上昇。石油会社OGXペトロリオ・エ・ガス・パ ルチシパソンエスが売られたものの、この日発表の指標でインフレがブ ラジルの回復を損なうとの懸念が緩和し、衣料小売りのエリングを中心 に消費関連株が買われた。

エリングは3%高。ロッシ・レジデンシアルは3.7%上昇し、住宅 建設株の上げをけん引した。酒造会社アンベブ(コンパニア・ジ・ベビ ダス・ダス・アメリカス)は3%値上がり。一方、OGXは12%下落。 保有する油田権益の売却について、マレーシア国営石油会社(ペトロナ ス)と協議が行われたほか、経営権を持つ資産家エイキ・バチスタ氏 が28日に同社株を売却し、さらに手放す計画を明らかにした。

ボベスパ指数は前日比0.1%高の49921.88で終了。指数構成銘柄の うち47銘柄が上昇した。通貨レアルはサンパウロ時間午後5時28分(日 本時間30日午前5時28分)現在、0.8%安の1ドル=2.3649レアル。ジ ェトゥリオ・バルガス財団(FGV)が公表した卸売物価と建設関連価 格、消費者物価の指標であるIGP-M指数は、8月に前月比0.15%上 昇した。前月は0.26%上昇だった。

レメ・インベスチメントスのポートフォリオマネジャー、ジョア ン・ペドロ・ブルガー氏は電話インタビューで、「投資家はレアル安に やや過剰反応し、一部の銘柄が値下がりした」と指摘。「レアルの値下 がりを受け、インフレと金利の見通しに対する懸念が強まった。こうし たリスクは残っているが、このところ打撃を受けていた住宅建設会社な どに大きな影響を及ぼすことはないだろう」と述べた。

原題:Most Brazilian Stocks Advance as Slower Inflation Buoys Hering(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE