ドイツ:8月失業者数は前月比7000人増、予想外-失業率6.8%

ドイツの8月の失業者数は予想に反 して増えた。同国景気は回復しているものの、3カ月ぶりの増加となっ た。

独連邦雇用庁(FLO)が29日発表した8月の雇用統計によると、 失業者数は季節調整済みで前月比7000人増の295万人。ブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミスト25人の予想中央値は5000人減だっ た。失業率は6.8%と、約20年ぶりの低水準にとどまっている。

9月に連邦議会選挙を控えたドイツでは、厳冬で抑えられた反動で 4-6月(第2四半期)に持ち直した景気が今後は鈍化すると見込まれ ている。同国最大の輸出先であるユーロ圏は過去最長のリセッション (景気後退)から脱した一方、周辺国では回復がもたついており一部企 業は引き続き人員削減を進めている。

北ドイツ州立銀行(ノルトLB)のエコノミスト、イエンス・クラ マー氏(ハノーバー在勤)は「経済データが示唆するように経済が7 -12月(下期)に勢いを増せば、雇用が増えて失業が来年減る確率は高 い」と発言。「ユーロ圏では少なくとも最悪期が過ぎたとの期待があ る」と付け加えた。

原題:German Unemployment Unexpectedly Increases Even as Economy Grows(抜粋)

--取材協力:Jeff Black、Kristian Siedenburg. Editors: Paul Gordon, Zoe Schneeweiss

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