米・スイスが不正行為の銀行による公表で合意-関係者

米国とスイスは米国人の脱税ほう助 をめぐる問題の解決に向けて、一部の銀行による不正行為の自主的な公 表と米国人顧客の口座情報引き渡しを可能にすることで合意した。事情 に詳しい米司法省高官が明らかにした。

両国の合意はスイスの金融機関について、①刑事捜査の対象とな る14行②不正行為を公表し訴追を免れる銀行③開示すべき不正行為がない 銀行④脱税防止に関する米国法を順守している銀行-の4つのグループ に分類。不正行為を自主的に公表した銀行は、合計で10億ドル(約975 億円)を上回る支払いを求められる可能性がある。司法省高官がこの件 で公に発言する権限がないとして匿名を条件に語った。

捜査対象となっている銀行には、スイスの銀行2位クレディ・スイ ス・グループも含まれる。

関係者によれば、不正行為を公表した銀行は、第3者のアドバイザ ーや他の専門家も含めて、どのようにして脱税が可能になったかを完全 に説明・開示するよう今回の合意で義務付けられる。さらに口座を直接 的または間接的に保有する米国人顧客の個人ベースの情報も開示を求め られる。

原題:U.S., Swiss Said to Reach Deal in Offshore Tax Evasion Probe (1)(抜粋)

--取材協力:Elena Logutenkova、Dylan Griffiths. Editors: Michael Hytha, Glenn Holdcraft

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