伊首相、不動産税廃止了承-ベルルスコーニ元首相と関係修復

イタリアのレッタ首相は不動産税の 廃止を了承した。連立政権のパートナーであるベルルスコーニ元首相と の関係修復につながりそうだ。

同首相は28日遅く閣議後の記者会見で、1軒目の住宅に対する不動 産税について今年分の徴収を取りやめ、代わりに2014年に新たな地方税 を導入する政府の方針を表明した。ベルルスコーニ元首相は電子メール での声明文でこうした合意を称賛し、レッタ首相が約束を守ったとコメ ントした。

連立政権内の対立が激化し、それが市場の重しになっていた。協議 が行き詰まり、先頭に立って減税を呼び掛けてきた元首相側が政権離脱 をちらつかせる中で、イタリアの株式相場は下落。レッタ首相の次の課 題は、上院議員であるベルルスコーニ元首相が9月9日に上院で弾劾手 続きを受ける際に政権内の結束を維持することだ。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチのラファエラ・テ ンコニ氏(ロンドン在勤)は「どんな合意もプラスだ」とし、連立政権 内で「協力がなされることを物語っている」と述べた。

原題:Letta Reaches Italian Property Tax Deal, Appeasing Berlusconi(抜粋)

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