タイの公的年金基金、同国株の保有拡大-弱気相場入りで

タイの政府年金基金は同国株の保有 拡大を進めている。指標のSET指数が弱気相場入りし、バリュエーシ ョン(株価評価)はここ1年余りで最低の水準となっている。

同基金のインヨン・ニラセナ最高投資責任者(CIO)はバンコク から電話取材に応じ、「絶好の買いのチャンスだ」と指摘。「一部株式 のポジションを最近増やした。若干の追加購入を計画している」と述べ た。具体的な銘柄名には触れなかった。

SET指数は28日、10営業日続落と、1998年以降で最も長期の下 げ。今月の指標でタイ経済が4-6月(第2四半期)にリセッション (景気後退)に入ったことが示される中、同指数は今年の高値から20% 余り下落。外国人投資家はタイ株式市場で10億ドル(約970億円)強を 売却した。ブルームバーグがまとめたデータによれば、同指数の今後1 年の予想利益に基づく株価収益率(PER)は11.4倍と、2012年7月以 来の低水準となった。

SET指数はバンコク時間午前10時40分(日本時間午後0時40分) 現在、前日比1.8%安の1271.10。このままいけば終値ベースでは昨年9 月13日以来の安値となる。

原題:Thai State Pension Fund Buying Stocks After Bear Market Rout (1)(抜粋)

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