シリア大統領の弟が化学兵器攻撃を許可か-国連当局者

シリアのアサド大統領の弟は、多数 の犠牲者を出した化学兵器攻撃を許可した疑いが持たれている。シリア の武力紛争を監視する国連当局者が明らかにした。

弟のマーヘル・アサド氏はアサド政権の共和国防衛隊と精鋭部隊の 陸軍第4機甲師団を指揮している。反体制派によれば、8月21日に首都 ダマスカス郊外のゴウタ地区での攻撃を始めたのは第4機甲師団だとい う。

国連当局者が匿名を条件に語ったところによると、化学兵器の使用 は大統領による戦略的判断ではなく、マーヘル・アサド氏による性急な 行動だった可能性がある。

この当局者は、化学兵器攻撃の背後にある指揮系統を突き止めるこ とで報復措置における攻撃の対象や方法に関して予測を立てることにつ ながると指摘した。例えば、マーヘル・アサド氏が首謀者の場合、大統 領の施設よりも共和国防衛隊が攻撃の標的になる可能性があるという。

原題:Assad’s Brother Seen Linked to Syrian Chemical Weapons Attack(抜粋)

--取材協力:Onur Ant. Editors: John Walcott, Bob Drummond

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