NY原油時間外:上げ幅2ドル超-11年5月以来の高値

ニューヨーク原油先物相場は28日の 時間外取引で一段高。上げ幅は2ドルを超え、2011年5月以来の高値を 付けた。シリア内戦激化で、中東原油の供給が途絶するとの懸念が強ま った。

原油先物相場は一時、2.1%上昇。前日の通常取引は2.9%上昇し た。シリアが化学兵器を使用した可能性が高まり、米、仏、英の3国は 軍事攻撃を法的に正当化する地ならしを進めており攻撃実施に近づい た。ソシエテ・ジェネラルによると、シリア内戦で中東地域の供給が途 絶すれば北海ブレント原油は1バレル当たり150ドルまで上昇する可能 性がある。リビア国営石油は原油生産が日量20万バレルを下回り、11年 のカダフィ政権崩壊以来の低水準に落ち込んだ可能性があるとの見方を 示した。

プライス・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のシニアマーケッ トアナリスト、フィル・フリン氏は「シリア内戦激化で、トレーダーは 非常事態のシナリオを描いている。強まる懸念の壁を乗り越えて実際に 何が起きるのか見極めようとしている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物10月限は一 時、2.31ドル高の111.32ドルを付けた。シンガポール時間午前10時58分 (日本時間同11時58分)現在、111.11ドルで推移。前日の通常取引 は3.09ドル高の109.01ドルで引けた。終値としては12年2月24日以来の 高値。

原題:WTI at Two-Year High on Concern Syria Conflict Will Cut Supplies(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE