中国、汚職防止の取り組み拡大-調査で中国石油の幹部が辞任

中国の汚職防止の取り組みは時価総 額で国内最大の企業であるペトロチャイナ(中国石油)にまで及んでい る。同社は27日、上級幹部3人の辞任と当局の調査を受けていることを 明らかにした。

ペトロチャイナの発表資料によれば、辞任したのは傘下企業、昆侖 能源の李華林会長とペトロチャイナの冉新権副社長、同社の地質学責任 者、王道富氏で、3人は「現在、関連当局による調査を受けている」と いう。

CLSAのアナリスト、サイモン・パウエル氏は投資家向けリポー トで、「考えられる唯一の前例は、2007年の中国石油化工 (SINOPEC)の陳同海会長(当時)の逮捕だ」と指摘。中国2位 の石油会社SINOPECの陳元会長は09年、収賄の罪で執行猶予付き の死刑判決を受けた。

習近平国家主席は公務員の汚職が共産党の権限を脅かすとしてお り、最高指導部は取り締まりを拡大している。収賄と横領、職権乱用の 罪に問われた重慶市の元トップ薄熙来被告の裁判は大きく報道され、不 正防止に取り組む決意の証しとして党がアピールする場となっている。

通常の営業時間終了後に李氏のオフィスに3回電話したが、応答は なかった。営業時間外にペトロチャイナの北京の代表番号に3回電話を かけたが誰も出ず、冉氏と王氏とも連絡が取れなかった。

原題:China Widens Anti-Graft Drive as Three PetroChina Managers Quit(抜粋)

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