米公定歩合議事録:「緩慢ないしまずまず」の景気拡大と認識

米連邦準備制度の地区連銀理事らは 7月の会合で、住宅や自動車分野が堅調に推移する中で、米経済は「緩 慢ないしまずまず」のペースでの拡大が続いたとの認識を示した。た だ、連邦予算の削減や金利上昇に伴うリスクも残っていると指摘した。

27日にワシントンで討議内容を要約した議事録が発表された。それ によると、「大半の理事は住宅や自動車分野で力強さが増していること を言及しているが、製造業に関する発言は強弱まちまちだった」。さら に「理事らは進行中の財政緊縮や高水準の失業率、雇用主の医療関連コ ストをめぐる不透明感に起因する下振れリスクもあると引き続きみてい た」という。

理事らはまた、失業率は高水準にあるにもかからわず、雇用の拡大 は続いたと説明。インフレ期待も安定したままだとした。一部の理事は 長期金利の上昇によって住宅ローン借り換えが著しく減ったとし、金利 上昇に伴う経済活動への影響がより広範なものになる可能性を指摘し た。

理事らは公定歩合を0.75%に据え置いた。議事録によれば、フィラ デルフィア、ダラス、カンザスシティーの3つの地区連銀総裁は公定歩 合を現行の0.75%から1%に引き上げるよう求めた。他の9地区連銀総 裁は据え置きを支持した。

原題:Fed Regional Directors Saw ‘Modest to Moderate’ Economic Growth(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE