NY原油:急反発、対シリア攻撃観測で中東供給に不安

ニューヨーク原油先物相場は急反 発。シリア情勢の緊張で中東から原油供給が滞る恐れがあるとの見方か ら、1年半ぶりの高値に達した。

シリアのムアレム外相は27日、米国やその同盟国が軍事行動に出た 場合、シリア軍の防衛力に「驚く」だろうと語った。ロイター通信が複 数の関係者を引用して報じたところによると、西側諸国は数日内にアサ ド大統領の政府軍を攻撃する用意があると、シリアの反政府勢力に伝え た。

BNPパリバの商品市場戦略責任者、ハリー・チリンギリアン氏 (ロンドン在勤)は「シリアの地政学的緊張は確実に一段階高まった。 その幅は非常に大きい」と述べた。「問題はシリア紛争の拡大が中東全 域の主要供給源にどう影響するかだ。とりあえずロングにしておいて、 次の展開を待つというのが市場の姿勢だ」と続けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物10月限は前日 比3.09ドル(2.91%)高の1バレル=109.01ドルで終了。終値として は2012年2月24日以来の高値。値上がり率は5月2日以来で最大。

原題:Crude Rises to 18-Month High on Escalating Tension in Syria(抜粋)

--取材協力:Mark Shenk、Margaret Talev、Grant Smith. Editor: Richard Stubbe

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