店頭デリバティブ規制強化、利益大きい-BIS傘下グループ

店頭(OTC)デリバティブ (金 融派生商品)取引の規制を強化すれば、金融機関が新たに負担するコス トを上回るような経済的利益が見込まれるとする調査結果を、国際決済 銀行(BIS)が設置した銀行監督・中央銀行当局者で構成するグループ がまとめた。

それによると、各国規制当局が同取引の規制強化に踏み切った場 合、世界全体の経済成長率は年間推計0.12%押し上げられるとともに、 将来の金融危機発生のリスクも減るという。

同グループは声明で、規制当局や金融機関に対し、できる限り多く のデリバティブ取引を清算機関を通じて行うようにすべきだと指摘。店 頭デリバティブ市場は「少数」の清算機関を拠点とするのが望ましいと している。

スワップなど店頭デリバティブ市場の規模は633兆ドル(約6京3300 兆円)に上り、各国は規制の強化やその調整に努めている。規制強化案 には清算機関の利用拡大に加え、規制された市場での取引を増やすこと や、金融機関による差し入れ担保の拡充義務付けなども含まれる。

原題:OTC Derivatives Rules’ Benefits Outweigh Costs, Basel Group Says(抜粋)

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