【個別銘柄】住友ゴムやニプロ安い、東電が急反発、IHI値切り下げ

きょうの日本株市場で、株価変動材 料があった銘柄の終値は以下の通り。

住友ゴム工業(5110):前日比3.7%安の1387円。クレディ・スイ ス証券が26日付で、目標株価を2000円から1800円に引き下げた。今期業 績の上振れ余地が縮小との見方を示した。需要回復が遅れる欧米の海外 市販を中心に競合の売値引き下げに一部追随せざるを得ない状況と指摘 し、2013年12月期の連結営業利益予想を850億円から830億円に減額(会 社計画800億円)した。

ニプロ(8086):3.2%安の893円。JPモルガン証券が26日付で、 目標株価を900円から800円に引き下げた。収益性とバランスシート改善 に課題があると指摘。販管費予想を引き上げ、2014年3月期の連結営業 利益予想を155億円から134億円(会社計画154億円)に、来期予想を159 億円から142億円にそれぞれ減額した。投資判断は「中立」を継続。

しまむら(8227):3.6%安の1万310円。メリルリンチ日本証券の 酒井理会アナリストらは26日付リポートで、上期決算は会社計画を下回 る可能性が高い、と記述した。上期営業利益は、会社計画229億円に対 して、同証では215億-220億円と予想。天候不順と値下げロス拡大によ る第1四半期の利益未達を第2四半期でカバーできなかったことが主 因、と分析する。下期に向けても楽観はできないとし、同証による通期 予想を下方修正した。

東京電力(9501):12%高の531円と9営業日ぶりに反発。福島第 一原子力発電所の汚染水対策で茂木敏充経済産業相は26日、「国が前面 に出る必要」があると強調。検討が進められている凍土遮水壁について は「予備費の活用も含めた財政的措置を、財政当局と協力しつつ進めて いく」と述べた。さらに、経産省に局長級の汚染水特別対策監を新設す るほか、現地にも参事官級を常駐させる強化策も明らかにしたことか ら、汚染水の漏えい問題に対する国の支援を見込んだ買いが強まった。

IHI(7013):1.7%安の406円。国産の新型ロケット「イプシロ ン」は、きょう予定の打ち上げが中止された、とNHK(オンライン 版)が報じたことを受け、午後に値を切り下げた。同ロケットは、傘下 のIHIエアロスペースが宇宙航空研究開発機構(JAXA)から受 託、製造している。

ダイドードリンコ(2590):1%安の3800円。2-7月期の連結営 業利益は前年同期比41%減の27億円だった、と26日に発表した。消費者 の節約志向が継続、低価格化が進行した影響を受けた。据え置いた通期 の営業利益見通し(前期比0.8%増の80億円)に対する進ちょく率 は34%。

東芝(6502):0.8%安の394円。BNPパリバ証券が26日付で、目 標株価を600円から500円に変更した。4-6月期決算を踏まえてデジタ ルプロダクツ(DP)と家庭電器部門の業績予想を下方修正するととも に、為替感応度の想定を引き下げ、14年3月期の連結営業利益予想 を3900億円から3000億円(会社計画2600億円)に、来期予想を4000億円 から3650億円に減額した。投資判断は「買い」を継続。

コマツ(6301):1.6%安の2209円。SMBC日興証券が26日付 で、投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に、目標株価を3700 円から2400円に引き下げた。鉱山機械の回復を待ちたいと指摘し、14年 3月期の連結営業利益予想を3293億円から2764億円に(会社計画3050億 円)、来期を3790億円から2736億円にそれぞれ減額した。目標株価の算 出基準は従来のPER18倍から14倍に変更。

古河電気工業(5801):2%高の203円。ゴールドマン・サックス 証券が26日付で、構造的課題が株価に反映されたと指摘し、「売り」推 奨から削除し、投資判断を「中立」に引き上げた。今期営業利益予想 は、会社計画と同じ前期比41%増の250億円で据え置き。銅箔、超高圧 ケーブル、米光ファイバー子会社の低迷を、HDD用メモリーディスク など非コア事業で支える構図となっている点は懸念、と指摘している。 目標株価は210円を継続。

スタンレー電気(6923):2.3%高の1876円。発行済み株式数 の0.77%に相当する130万株、金額で20億円を上限にした自社株買い実 施方針を26日発表した。取得期間は28日から9月30日まで。株式需給の 引き締まりを期待した買いが優勢となった。

日東電工(6988):0.9%高の5490円。ジェフリーズ証券が26 日付 で、投資判断を「ホールド」から「買い」に、目標株価を6000円か ら6700円に引き上げた。最近の株価下落を受けて投資妙味が出てきた、 と指摘。フィルムタッチセンサーの販売予想を上方修正し、15年3月期 の営業利益予想を1180億円に16%増額した。今期予想は920億円を据え 置き(会社計画960億円)。また、メリルリンチ日本証券も26日付リポ ートで、新たな「買い」タイミング到来、と指摘している。

菱洋エレクトロ(8068):2.6%高の803円。14年1月期の連結営業 利益見通しを従来の11億円から、前期比2.2倍の16億円に増額修正す る、と26日発表した。産業向け半導体や電子部品に回復の兆しがみられ ることを勘案した。

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