ANA:ミャンマー航空会社の株49%取得-成長地域で事業強化

全日本空輸を傘下に持つANAホー ルディングスはミャンマーの航空会社、アジアン・ウィングス・エアウ ェイズ(AWA)の株式49%を取得すると発表した。アジアの中でも高 い成長が見込まれる地域であり、外国航空による同国の民間航空への投 資としては初のケース。

27日の発表資料によると、ANAの取得額は2500万ドル(約25億 円)。今回の資本提携は同国政府当局からの必要な許認可取得や最終契 約締結を条件としている。AWAは新興航空会社で小規模ながら黒字経 営、同国内の13都市に就航。10月からは国際線就航を予定し、2018年ま でにエアバス320の10機体制を目指している。

日本からミャンマーへの輸送力増強を進めるANAは、9月30日か ら成田-ヤンゴン線でデイリー運航(週7便)を実施し、機材も大型化 する。AWAとの提携により、同国内の接続向上が期待できる。

ANAアジア戦略部の野中利明主席部員は同日、同国の航空9社を 調査し、サービスの質や潜在的な成長力の高いAWAに対して出資を申 し入れたことを記者団に明らかにした。同社の経営には深入りせず、外 国人の観光客やビジネス需要をなどを取り込み、両社が一緒に成長して いく形を目指していると説明した。

ANAは昨年の公募増資により調達した資金で、アジアを中心とし た合併・買収(M&A)などを目指している。その一環で、今年7月に はパイロット訓練会社の株式を約137億円で取得すると発表している。

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