トルコ・リラが過去最低、シリア緊張響く-中銀は利上げ否定

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27日の外国為替市場でトルコの通貨 リラが下落。対ドルで初の1ドル=2リラ台となった。シリア情勢の緊 迫化が響いた。バシュチュ中央銀行総裁は同日、上限政策金利である翌 日物貸出金利をこれ以上引き上げることはしないと言明し、一段安を誘 った。

リラは一時2%安の1ドル=2.0368リラと、ブルームバーグがデー タを取り始めた1981年以来の安値を付けた。イスタンブール時間午後5 時20分現在は1.7%安の2.0307リラ。10年物国債の利回りは10ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の10.28%。

ケリー米国務長官が26日、化学兵器の使用についてシリアは責任を 問われると発言。緊張が高まりリラの対ドル相場は27日、初めて1ドル =2リラよりも安くなった。

バシュチュ総裁は27日、アナトリア通信とのインタビューで、翌日 物貸出金利を現行の7.75%からさらに引き上げることは「有害」だとの 考えを示した。中銀は同金利を20日に0.5ポイント引き上げたばかり。

原題:Lira Slumps Past 2 Per Dollar on Syria Risks, Basci Rate Pledge(抜粋)

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