ブラジル株:ボベスパ下落-利上げ見通しで住宅建設株に売り

26日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が下落。新興市場の主要株価指数の中で最も大きく下げ た。ブラジル金融当局がインフレ抑制のため利上げペースを加速すると の観測が広がる中、ロッシ・レジデンシアルを中心に住宅建設株が売ら れた。

ロッシは6.3%安。酒造会社アンベブ(コンパニア・ジ・ベビダ ス・ダス・アメリカス)は1.3%下落し、4週間ぶりの安値。資産家エ イキ・バチスタ氏が経営権を持つ鉄鉱石生産のMMXミネラサン・エ・ メタリコスは8.1%値下がりし、指数構成銘柄の中で下落率が最も大き かった。

ボベスパ指数は前週末比1.5%安の51429.48で終了。指数構成銘柄 のうち60銘柄が下落した。通貨レアルはサンパウロ時間午後5時28分 (日本時間27日午前5時28分)現在、1.3%安の1ドル=2.3798レア ル。

Jマルセリ・インベスチメントスのポートフォリオマネジャー、マ ルク・サウエルマン氏は電話インタビューで、「ボベスパ指数はここ数 週間でかなり上昇したが、ブラジルの経済と見通しにはそうした動きを 正当化するような大きな改善は見られない」と指摘。「成長とインフレ に対する懸念に変わりはない」と述べた。

ブラジル中央銀行が26日公表したエコノミスト約100人を対象に実 施した調査によれば、2013年末時点の同国の政策金利予想は9.50%(中 央値)と、前週の9.25%を上回った。14年のインフレ率予想の中央値 は5.80%から5.84%に引き上げられた。

原題:Ibovespa Declines as Rossi Tumbles on Rate-Increase Speculation(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE