露ウラルカリーCEO、ベラルーシで拘束-職権乱用の容疑

世界最大の炭酸カリウムメーカー、 ロシアのウラルカリーのウラディスラフ・バウムガートナー最高経営責 任者(CEO)がベラルーシで拘束されていることが分かった。ウラル カリーは7月、世界の輸出の40%余りを占める合弁事業を解消すると発 表した。

ベラルーシ捜査当局の報道官パベル・トラウルコ氏は電話取材に対 し、バウムガートナーCEOにはベラルーシ・ポタシュ・カンパニー (BPC)の会長として職権乱用の容疑がかけられていると説明した。 BPCは、ウラルカリーとベラルーシカリーが2005年に設立した合弁会 社。

ウラルカリーは7月30日に、世界の価格を下支えしてきた生産制限 をなくし、BPCを通じた輸出を停止すると発表。ウラルカリーは合弁 解消の発表時に、この事業方針変更により価格は現在の1トン当たり 約400ドルから同300ドル未満に下がる可能性があると説明した。一方で ベラルーシカリーのバレリー・キリエンコCEOは今月19日、BPCと ベラルーシカリーはウラルカリーの新たな事業方針を支持しておらず、 価格シナリオにも同意していないと述べた。

トラウルコ氏によれば、ベラルーシ当局は国際刑事警察機構(イン ターポール、ICPO)を通じ、BPCの従業員および取締役4人も拘 束する方針。

ウラルカリーの広報部門は電話取材に対しコメントを控えた。

原題:Uralkali CEO Detained in Belarus on Charge of Abuse of Office(抜粋)

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