西側諸国のシリア介入は極めて危険な結果招く-ロシア外相

ロシアのラブロフ外相はシリアのア サド政権派による化学兵器使用疑惑をめぐり、米国と同盟国がシリアへ の軍事介入に向かう「滑りやすい坂」の上にいると述べ、実施されれば 同地域に「極めて危険な」結果を招くと警告した。

ラブロフ外相は26日にモスクワで記者団に対し、国連安全保障理事 会の承認なしで軍事介入が行われれば「国際法の甚だしい侵害」になる と指摘。ロシアによる軍事行動の可能性については排除した。

シリアのアサド政権による化学兵器使用疑惑をめぐっては、米国や トルコなどの世界の指導者が制裁を呼び掛けており、国連査察団がその 真偽について調査を進めている。シリアの一部反体制派によると、今 月21日にダマスカス郊外ゴウタ地区で起きた攻撃では1300人が死亡し た。

ラブロフ外相は「西側の指導者からの声明は、査察の結果を待たず に、既に全てを決めていることを示唆している」と指摘した。

ヘイグ英外相は21日の攻撃の背後にはアサド政権がいることを英国 は確信していると語り、対応の必要性について米仏と意見が一致してい ることを明らかにした。トルコのダウトオール外相は国連が行動を怠れ ば、同国は反シリアの姿勢をとる「同盟」に加わると述べた。

アサド大統領はロシア紙イズベスチヤとのインタビューで、非難は 「ばかげている」と述べ、「彼らはまず非難し、証拠を探すのはそれか らなのだ」と語った。

原題:Syria Heading for West Strike as Fallout Looms, Russia Says (1)(抜粋)

--取材協力:Ilya Arkhipov、Olga Tanas. Editors: Paul Abelsky, Leon Mangasarian

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