アジア・太平洋株式サマリー:香港・中国株下落、インド株続伸

アジア・オセアニア各株式市場の 動きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は上昇。週間ベースで2カ月ぶりの大幅安となってい たハンセン指数が反発した。先週末発表された7月の米新築住宅販売の 大幅減少を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に景気刺激策 を縮小するとの見方が後退した。

アジア最大の製油会社、中国石油化工(386 HK)は1.9%高。25日 に1-6月(上期)の増益を発表した。招金鉱業(1818 HK)は、金価 格が6月以来の1オンス=1400ドル台乗せとなったことから8.0%高。 時価総額で中国最大の石炭会社、中国神華能源(1088 HK)は1-6月 期の利益が市場予想を上回って3.7%高。

ハンセン指数は前週末比141.81ポイント(0.7%)高の22005.32で 終了。前週は週間で2.9%下落していた。ハンセン中国企業株(H株) 指数は前週末比1.4%高の10075.09。

第一上海証券のストラテジスト、ライナス・イップ氏(香港在勤) は株価が「先週の調整を経て、テクニカルに反発して堅調となったよう だ」とコメント。市場では、FRBが債券購入の縮小を開始する時期が 主要な注目点だと指摘した。

【中国株式市況】

中国株式相場は2週間ぶりの大幅高となった。国内経済が安定化し つつあるとの見方が強まった。

江西銅業(600362 CH)は商品価格の上昇につれて2.3%高。中信証 券(600030 CH)や海通証券(600837 CH)は5%を超える上昇率を示し た。上海証券取引所は誤発注問題を機に、決済ルール変更を通じた同日 中の同一銘柄売買の認可を検討中だと表明した。テクノロジー株関連の 指数も2年ぶりの高値となった。監視機器メーカーの杭州海康威視数字 技術(002415 CH)は8.3%高。

上海証取の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する上海総 合指数は前週末比39.02ポイント(1.9%)高の2096.47。上海、深圳両 証取のA株に連動するCSI300指数は2.1%高の2335.62で終了。

クレディ・スイス・グループとドイツ銀行は過去1週間に中国経済 の成長見通しを引き上げている。製造業や輸出の統計により中国の経済 成長が2四半期の鈍化を経て加速を示唆していることが背景。

正徳人寿保険の呉侃ファンドマネジャー(上海在勤)は「中国経済 が回復する兆候が出てきている」と述べた。

【インド株式市況】

インド株式市場では指標のS&Pセンセックス指数が3営業日続 伸。資本財とソフトウエア銘柄がけん引した。

バーラト重電機は4日続伸し、機械メーカーの業種別指数の上げを 主導。同指数の3日間での上昇幅は約2カ月で最大となった。ソフトウ エア輸出でインド最大手のタタ・コンサルタンシー・サービシズの3日 での上げは1カ月余りで最大。ヘクサウェア・テクノロジーズは11カ月 ぶり高値。ベアリング・アジアが出資に合意したことに反応した。

ムンバイ市場のセンセックス指数は前週末比38.69ポイント (0.2%)高の18558.13で終了した。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前週末比12.04ポイント(0.2%)高 の5135.40。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前週末比17.70ポイント(1%)高の1887.86。

【台湾株式市況】

加権指数は前週末比21.66ポイント(0.3%)高の7894.97。

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