アルゼンチンのデフォルト債訴訟、決着近づく-米高裁が判断

2001年に国債デフォルト(債務不履 行)に陥ったアルゼンチンは、債務再編を受け入れた投資家への支払い 時に再編に応じなかったデフォルト債15億ドル相当の保有者への全額支 払いを義務付ける米連邦地裁判断に関する不服申し立てを米連邦高裁に 退けられた。同国が最後の望みを託す米最高裁への上告が受理される可 能性は小さくなった。

ニューヨークの米連邦高裁は今回の判断の発効を最高裁が上告受理 の是非を判断するまで遅らせると説明した。アルゼンチンの債務再編後 の国債は高裁判断の発表を受けて下落した。

高裁の3人の判事はアルゼンチンを「他に類を見ないほど御し難い 債務国」だと指摘。デフォルト債保有者に有利な地裁判断は主権侵害で 国債デフォルトを再発させかねず、新たな金融危機に陥らせるとするア ルゼンチンの主張を退けた。

アルゼンチンはデフォルト債保有者には支払わない考えを示してお り、同国議会は2005年にデフォルト債への支払いを禁じる法律を可決し ている。23日の高裁判断を受け、アルゼンチンが高裁に判断を撤回させ たり、最高裁に上告を受理するよう説得できる見込みは薄れた。

アルゼンチン経済財務省の報道官に高裁判断について取材を試みた が、返答は得られていない。

原題:Argentina Appeal Loss Brings End of Defaulted Bond Fight Closer(抜粋)

--取材協力:Daniel Cancel、Camila Russo、Katia Porzecanski、Greg Stohr. Editors: Michael Hytha, Mary Romano

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