ヘッジファンド金買い越し、半年ぶり高水準-成長鈍化の兆し

ヘッジファンドなど投機家による金 相場上昇を見込む買い越しが半年ぶりの高水準に増加した。米経済成長 鈍化の兆しが示されたことから、金相場は先週、昨年6月以降で初めて 1オンス当たり1400ドル台に乗せた。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、金の先物と オプションの買い越しは20日終了週に29%増加し7万3216枚。売りポジ ションは2週連続で減少し、2月12日以来の低水準となった。米国で取 引される商品18銘柄の買い越しは34%増と、2010年7月以降で最大の増 加率を示した。

7月の米新築住宅販売は前月比で約13%落ち込み、8月18日終了週 のブルームバーグ米消費者信頼感指数は低下。景気拡大の一服が示唆さ れた。

フィデュシャリー・トラストのマイケル・マレーニー最高投資責任 者(CIO)は「景気は改善しているものの不調な部分もある。そのた めに刺激策縮小をめぐる議論が激しくなり、安全な投資先としての金の 需要が拡大している」と指摘。「現物需要は非常に堅調で、それが相場 を下支えしている。われわれは金の持ち高を増やす好機だと考えてい る」と述べた。

原題:Hedge Fund Gold Bets at Six-Month High After Rally: Commodities(抜粋)

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