甘利氏:安倍首相の消費税判断は10月上旬までに

甘利明経済再生担当相は25日、 NHK番組「日曜討論」で、安倍晋三首相が消費税増税について10月上 旬までに判断するとの見通しを示した。

甘利氏は4-6月国内総生産(GDP)統計の結果について、「消 費増税の実施を決め打ちするまでにはいかないが、良い方の判断材料の 一つ」と述べた。その上で、消費税増税の判断については首相が極力幅 広くさまざまな声を聞き、懸念の有無を判断や対策の材料にしたいと思 っているのではないか、との見方を示した。

消費税増税の判断時期については「9月下旬か10月上旬かは、まだ 総理は決めていないと思う」と述べ、10月7日からインドネシアで開か れるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の前かとの質問に は、「遅くともその前になると思う」と答えた。

環太平洋経済連携協定(TPP)の閣僚会合では、「自国の主張を 譲らないことをどこまで最小限にできるかという作業」であるため、あ る程度のことは首席交渉官レベルでの交渉で決めるよう日本側から提案 したことを明らかにした。

甘利氏は「日本での注目は物品の関税に集中、しかし現場ではそれ 以外の知財、投資、環境項目などに対する関心の方が高い」と指摘し た。TPP交渉での日本の立場については「キャッチアップ力と、アジ アと米国の仲介役への期待の二つが注目されている」と述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE