米マイクロソフト、社内外の人材を検討-後任CEO探しで

世界最大のソフトウエア会社、米マ イクロソフトはパソコン(PC)業界が過去最悪の低迷期にあえぐ中で スティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)の後任探しを行う。

同社は23日、12カ月以内に退任するバルマーCEO(57)の後任と して特別委員会が社内外の候補者を検討すると発表した。事情に詳しい 関係者によると、同社幹部の間ではトニー・ベイツ氏とサトヤ・ナデラ 氏、チー・ルー氏、テリー・マイヤーソン氏が有力候補となっている。 候補者指名の手続きが非公開であることを理由に匿名で語った。

パシフィック・クレスト・セキュリティーズのアナリスト、ブレン ダン・バーニクル氏は次期CEOについて、「難しい仕事となるが、マ イクロソフトの立て直しに成功すればヒーローになる」と指摘した。

元シスコシステムズ幹部のベイツ氏は、マイクロソフトによる2011 年のスカイプ・テクノロジーズ買収で同社に加わり、現在は事業開発組 織を率いている。

サン・マイクロシステムズから1992年にマイクロソフトに移籍した ナデラ氏は執行副社長としてクラウドとエンタープライズ事業を統括し ている。ルー氏は2008年にヤフーからマイクロソフトに移り、「オフィ ス」などの製品を開発しているアプリケーション・アンド・サービスグ ループを率いている。

マイヤーソン氏は、同氏が立ち上げた新興企業インタースをマイク ロソフトが1997年に買収したのを機に同社に移った。マイクロソフトは 先月、事業部門の数を4つに減らし、「ウィンドウズフォン」のソフト ウエア責任者である同氏の責任範囲に「ウィンドウズ」と「Xbox」 の基本ソフト(OS)を追加した。

パシフィック・クレストのバーニクル氏は、マイクロソフトが社外 の人材を指名することを決めた場合、米eベイのジョン・ドナフー CEOや米フェイスブックのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者 (COO)の起用を検討することもあり得ると予想する。

原題:Ballmer Exit Leaves Microsoft Searching for Hero in PC Slump(抜粋)

--取材協力:Scott Moritz、Carol Hymowitz. Editors: Ari Levy, Reed Stevenson

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