アルゼンチンはデフォルト債保有者に全額支払いを-米高裁

2001年にデフォルト(債務不履行) に陥ったアルゼンチン国債をめぐる債権者との法廷闘争で、米連邦高裁 は23日、保有者への元本支払いを命じた連邦地裁の判断を支持した。こ れにより、アルゼンチンは債務減免に応じなかった保有者にも15億ドル (約1480億円)支払う義務が生じることになる。ただ、米最高裁が上告 の受理について決定するまで、今回の判断は発効しない。

アルゼンチンが債務再編に応じた国債保有者への支払いを実行する 際には、債務減免を受け入れなかったデフォルト債保有者に元本を全額 返済する義務があるとした連邦地裁の判断を、3人で構成されるニュー ヨークの連邦高裁の判事団は全会一致で支持した。判事団はアルゼンチ ンを「他に類を見ないほど厄介な債務国」だと表現した。

アルゼンチン側はNMLキャピタルなどを中心とするデフォルト債 保有者に有利な判断はアルゼンチンの主権に対する侵害であり、同国は 新たな金融危機に脅かされかねないと主張していた。

原題:Argentina Loses U.S. Appeal of Defaulted Bonds Case (3) (抜粋)

--取材協力:Daniel Cancel、Camila Russo、Katia Porzecanski. Editors: Mary Romano, Charles Carter

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