欧州株(23日):続伸、ユーロ圏と英国の経済統計を好感

23日の欧州株式相場は上昇。指標の ストックス欧州600指数は続伸し、週間ベースでの下げ幅を縮めた。ユ ーロ圏の消費者信頼感が改善したほか、英経済の拡大ペースが上方修正 されたことが買い材料となった。

グレンコア・エクストラータとリオ・ティントを中心に鉱山銘柄が 上げた。セメント製造設備を手掛けるデンマークのFLスミスは約2年 半ぶりの大幅高。人員削減計画が手掛かり。英化学品メーカーのクロー ダ・インターナショナルは4.3%高。ドイツ銀行が同銘柄の投資判断を 引き上げた。

ストックス欧州600指数は前日比0.4%高の304.71で終了。欧州中央 銀行(ECB)の政策委員会メンバー、オーストリア中銀のノボトニー 総裁がユーロ圏経済に関する最近の「一連の良いニュース」を指摘し、 政策金利をさらに引き下げる必要性が取り除かれたと述べたことも支援 要因となった。前週末比では0.5%下げた。

ストアブランド・アセット・マネジメント(オスロ)のファンドマ ネジャー、エスペン・ファーネス氏は「商いはまだ薄いものの、リスク オンの姿勢が高まりつつある」と発言。「欧州の復活が話題になってお り、ますます関心を集めている。周辺国に対する楽観が強まっているこ とに、それは鮮明に表れている」と語った。

欧州委員会が発表した8月のユーロ圏消費者信頼感指数はマイナ ス15.6に上昇し、2011年7月以来の高水準となった。エコノミストの予 想中央値はマイナス16.5だった。4-6月(第2四半期)の英国内総生 産(GDP)改定値は前期比0.7%増と、速報値(0.6%増)から上方修 正された。

23日の西欧市場では18カ国中15カ国で主要株価指数が上昇した。

原題:European Stocks Advance for Second Day, Trimming Weekly Decline(抜粋)

--取材協力:Jonathan Morgan. Editors: Andrew Rummer, Will Hadfield

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