SF連銀総裁:緩和縮小観測が債券市場の「フロス」取り除く

サンフランシスコ連銀のウィリアム ズ総裁は、債券利回りを押し上げる材料となっている量的緩和縮小をめ ぐる観測は債券市場から「フロス(泡)」を取り除く一助になっている 可能性があると指摘した。

ウィリアムズ総裁は23日、ワイオミング州ジャクソンホールから米 経済専門局CNBCのインタビューに応じ、一部投資家は「永遠に当局 が債券を購入し続ける恒久的な量的緩和を考えていた」と指摘した上 で、「当局としてはそうした計画はないということを絶えず意思表示し てきた」と述べた。

さらに「債券市場のある程度の調整は、これは永久には続かないプ ログラムであるという現実に恐らく投資家を引き戻した」と述べ、「そ れが債券市場のフロスをある程度取り除いただろう」と語った。

米連邦公開市場委員会(FOMC)が来月の会合で債券購入の規模 縮小を決定するとの観測を背景に、10年債利回りは今週に入って2.93% と、2年ぶりの高水準に上昇した。

ウィリアムズ総裁は「年内に緩和策を縮小するのか、またその時期 についての決定は経済統計次第だ。特に景気の勢いを示す明るさが見ら れるかどうかだ」と述べ、「どの会合で決まるかどうかは言及しない が、経済統計がこれまでのように改善すれば債券購入規模を年内に縮小 するべきだとの意見には賛成だ」と続けた。

原題:Fed’s Williams Says Tapering Has to Depend on Data(抜粋)

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