アジア・太平洋株式サマリー:香港・中国株下落、インド株続伸

アジア・オセアニア各株式市場の 動きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は下落。電力株と金融銘柄が値下がりした。週間では ハンセン指数が2カ月ぶりの大幅安となった。

華潤電力(836 HK)は3.3%安。前日付けた1週間ぶり高値から反 落した。資産規模で中国6位の銀行、招商銀行(3968 HK)は1.1%下 落。同行は348億元(約5600億円)規模の増資計画を発表した。

不動産開発のヘンダーソン・ランド・デベロップメント(恒基兆業 地産、12 HK)は2.6%上昇。1-6月(上期)の売上高が増加した。

ハンセン指数は前日比31.89ポイント(0.2%)安の21863.51で終 了。取引時間中には一時1%高となった。今週は2.9%安と、6月21日 終了週以来の大幅な下げ。ハンセン中国企業株(H株)指数は前日 比0.4%安の9932.35。

AMPキャピタル・インベスターズの資産配分責任者ネーダー・ナ エイミ氏(シドニー在勤)は「流動性主導の上昇からファンダメンタル ズに後押しされた上昇に移行する中、今回の調整局面はわれわれが考え ていたよりも長く続くだろう」と指摘。「通常、こうしたシフトには不 透明感が伴うものだ」と述べた。

【中国株式市況】

中国株式相場は下落。上海総合指数が週間ベースで5週間ぶりの値 下がりとなった。月末を前に流動性が逼迫(ひっぱく)しつつあるとの 懸念で、金融株が安い。

招商銀行(600036 CH)は3.2%安。同行は348億元(約5600億円) 規模のライツイシュー計画を発表した。平安銀行(000001 CH)は3% 下げた。光大証券(601788 CH)は社長の辞任を受けて1.4%下落。4日 間の下落率は19%に達した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前日比9.67ポイント(0.5%)安の2057.46で終 了。0.6%高となる場面もあったが、引けまでの1時間で一時1.8%安ま で下げた。上海、深圳両証取のA株に連動しているCSI300指数は前 日比0.7%安の2286.93。

申銀万国証券の上海在勤トレーダー、ジェリー・アルフォンソ氏は 「最近の市場の混乱を受けて、投資家はこのところ悪材料に過敏に反応 している」と指摘。招商銀の増資も圧迫要因になったと説明した。

【インド株式市況】

インド株式相場は続伸。この日は通貨ルピーが対ドルで7日ぶりに 下げ止まり、指標のS&Pセンセックス指数は週間ベースの下げ幅を縮 めた。

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバーを傘下に置くタタ・ モーターズは3.1%上昇。時価総額でインド最大の銀行、HDFC銀行 は3週ぶりの大幅高となった。国内最大の国内最大の電力機器メーカ ー、バーラト重電機は2009年5月以来の大幅上昇。世界最大の製油施設 を運営するリライアンス・インダストリーズは続伸した。

ムンバイ市場でのセンセックス指数は前日比206.50ルピー (1.1%)高の18519.44で終了。この日の取引高は30日平均を53%上回 った。

前日に1ドル=65.56ルピーまで下げ過去最低を記録したルピーは この日、上昇に転じた。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比47.61ポイント(0.9%)高 の5123.36。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比21.04ポイント(1.1%)高の1870.16。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比58.93ポイント(0.8%)高の7873.31。

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