南ア:自動車工場のスト5日目-金鉱や建設に広がり影響悪化も

南アフリカ共和国でトヨタ自動車や 米ゼネラル・モーターズ(GM)の工場を操業停止に追い込んでいるス トは、金鉱山や建設現場にも広がり同国の生産の10%以上に影響を及ぼ す恐れがある。

金鉱山労働者を代表する2労組は22日、アングロゴールド・アシャ ンティなどの雇用者側との賃金交渉が行き詰ったことを受け、スト決行 について採決する可能性があると明らかにした。約9万人の建設労働者 は26日からのストを予定しており、南アフリカ電力公社の2件のプロジ ェクトに影響が出る見通しだ。

南アでは昨年から労働争議が活発化して金やプラチナ鉱山の生産に 影響を及ぼし、アフリカ大陸で最大規模の同国経済の成長の重しとなっ ている。デービス貿易・産業相は前日の閣議後、労働環境が悪化してい ると指摘した。

自動車メーカーの団体によると、トヨタやBMW、フォルクスワー ゲン(VW)などの工場の労働者によるストは5日目に入った。労働側 はインフレ率(6.3%)の倍以上となる14%の賃上げを求めている。南 アフリカ自動車工業会(NAAMSA)の試算によれば、ストに伴う業 界の損失は1日当たり最大で7億ランド(約68億円)に上る。

原題:South Africa Auto Strikes May Spread to Gold Mines, Building (1)(抜粋)

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