中国4大国有銀行、増益率は10年以来の低水準か-4~6月期

中国工商銀行を含む中国4大国有銀 行の4-6月(第2四半期)は、国内経済の成長鈍化と不良債権増加が 影響し、増益率が2010年以来の低水準にとどまりそうだ。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト11人を対象にまとめた調査 の予想中央値によれば、4行合わせた純利益は前年同期比10%増の2070 億元(約3兆3500億円)になると見込まれる。4大米銀の利益は35%増 の202億ドル(約2兆円)だった。

元富証券の袁曉雨アナリスト(上海在勤)は「中国の銀行の増益率 は下方スパイラルに入った。融資利ざやが縮小し、金利収入も鈍化して いる。景気鈍化が資産の拡大を妨げ、中国当局はシャドーバンキング (影の銀行)の取り締まりに動いている」と話す。

資産規模で中国最大の銀行、工商銀の純利益は674億元と9%増加 する見通し。このほか中国建設銀行が6.3%、中国農業銀行が15%、中 国銀行は10.4%の増益が予想されている。

原題:ICBC to Lead China’s Big Banks in Posting Slower Profit Gain (1)(抜粋)

--Jun Luo, 取材協力:Stephanie Tong. Editors: Nathaniel Espino, Chitra Somayaji

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