米国債市場はFRBの意図を読み違えている-PIMCO

利上げに向けたフォワードガイダン スを導入して債券購入の縮小する可能性を示唆している米連邦準備制度 理事会(FRB)の意図を市場は読み違えており、米国債の売りは行き 過ぎだと、世界最大の債券ファンド、米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)は指摘した。

PIMCOのグローバル・ポートフォリオ運用責任者スコット・メ イザー氏は、FRBは毎月850億ドルの債券購入を終了するための時間 軸を描くことで、1月に任期満了となるバーナンキ議長の後任がかじ取 りをしやすくしていると説明した。また、米利回り曲線のスティープ化 を利用する取引を自身は選好していると語った。2年債と10年債の利回 り格差は22日、2011年7月以来最大の開きとなった。

メイザー氏は23日の電話インタビューで「市場は誤った解釈をして おり、行き過ぎだ」とし、「FRBがさらに数年間ゼロ金利を維持する 可能性が極めて高い。インフレ率と成長率がともにFRBの目標をかな り下回っているにもかからず、市場は将来の利上げを織り込み過ぎてい る」と話した。

同氏は「連邦公開市場委員会(FOMC)は少なくとも今後9か月 間の行程表については基本的に政策を固めており、次期議長が誰になる か、当局者らの見解がどうなるかに関する不透明感をある意味、取り除 いている」と発言。「金利がゼロ付近にとどまっているため、量的緩和 が金利政策に代わるものだと考えるなら、量的緩和の終了は最初の利上 げまでの期間が比較的長いことを意味すると言える」と続けた。

原題:Pimco’s Mather Says Treasury Selloff Overdone on Misread of Fed(抜粋)

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