脱アップル、シェア低下で中国部品メーカーは他社向けに活路

中国で米アップルの市場シェアが低 下していることに対応し、中国の付属品メーカー数千社が韓国のサムス ン電子や国内企業製の携帯電話やタブレット端末に対応する製品に力を 入れている。

サムスンや中国のレノボ・グループ(聯想集団)などの製品へのシ フトによって、これまでアップルのタブレット「iPad(アイパッ ド)」やスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォ ーン)」に依存してきた部品メーカーのコストが増加していると、広州 に本拠を置く保護ケース製造会社、マジック・キングダム(奇域緯誠) のビンセント・クウォク最高経営責任者(CEO)は指摘する。

同CEOはアップルの製品はモデル数が絞られているため、スマー トフォンやタブレット向けに1つか2つのデザインを用意するだけでよ かったと説明。中国でアイフォーンやアイパッドの売上高の伸びが落ち 込んだため、付属品メーカーはZTE(中興通訊)などのブランドに対 応できるさまざまな形やサイズで製品の開発を余儀なくされている。

クウォクCEOは「市場は今、サムスンや中国のブランドに向かっ ている。このため当社は製品ラインを拡大した」と述べ、「製品ライン の拡大で当社のリスクは減少した。アップルに集中するのは危険過ぎ る」と語った。

調査会社カナリスが今月9日に明らかにしたところによると、アッ プルは中国スマホ市場での出荷シェアが4-6月期に5%にほぼ半減し た一方で、サムスンは18%で首位だった。

原題:Apple Slump in China Has Magic Kingdom Making Case for Samsung(抜粋)

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