JPモルガンに9月にも制裁金か、ロンドンの鯨損失で-関係者

米銀JPモルガン・チェースのロン ドン部門で昨年発覚した巨額トレーディング損失の調査を進めてきた米 英監督当局は、9月半ばにも同行に制裁金を科す準備を進めている。直 接事情を知る関係者1人が明らかにした。

関係者が匿名を条件に語ったところでは、英金融行動監視機構( FCA)と米証券取引委員会(SEC)が、JPモルガンと和解に向け た協議を行っている。米商品先物取引委員会(CFTC)と米司法省も 巨額損失について調査している。

資産規模で米銀トップのJPモルガンでは昨年、取引ポジションの 大きさから「ロンドンの鯨」の異名を取ったトレーダー、ブルーノ・イ クシル氏が行ったデリバティブ(金融派生商品)取引の失敗によっ て、62億ドル(現在のレートで約6120億円)余りの損失が発生したこと が発覚。イクシル氏の上司だったハビエル・マルティンアルタホ元行員 と、ジュリアン・グルー元行員が先週、損失隠蔽(いんぺい)を図った 罪で訴追請求された。イクシル氏は米当局の捜査に協力している。

JPモルガンの広報担当者とSEC、FCAの報道官はいずれもコ メントを控えている。

原題:JPMorgan Said to Face London Whale Fines as Soon as Next Month(抜粋)

--取材協力:Dave Michaels. Editors: Christine Harper, Dan Reichl

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