ダラス連銀総裁:超緩和政策だけで製造業の押し上げは不可能

米ダラス連銀のフィシャー総裁は、 規制や財政政策の不透明性を原因に過去2年間にわたって低迷状態に陥 っている米製造業を、米金融当局の過去最大規模の緩和策によって復活 させることはできないとの見解を示した。同総裁は債券購入策に最も批 判的な当局者の1人。

フィッシャー総裁は22日、フロリダ州オーランドで講演。事前原稿 によると「彼らは生産力の向上や事業拡大に必要な極めて安価な金融刺 激を十分に与えられてきた」と発言。「妨げ要因となっているのは、公 正な振る舞いができない政治家らによる財政および規制だ」と続けた。 同総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持たない。

総裁は「当局が続けている政策には多くのリスクがある」と述べた が、詳細には触れなかった。16日には、経済指標が引き続き良好なら9 月17、18両日の会合で債券購入を縮小すべきだと主張していた。

総裁はこの日、「米国のすべての製造業者は中央銀行から素晴らし いギフトをもらっている。それは過去237年で最も低い資金コスト、32 年間継続している債券市場の上昇、そして2009年3月に始まった株式相 場の上昇だ」と話した。

原題:Fisher Says ‘Super-Easy’ Fed Can’t Alone Boost Manufacturing(抜粋)

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