ドイツ債は続落、サービス業拡大で-英国債ほぼ変わらず

22日の欧州債市場ではドイツ国債が 続落。ユーロ圏で8月のサービス業の経済活動が1年7カ月ぶりに拡大 し、域内経済が低迷から脱しつつある兆候が強まった。

ドイツ10年債利回りは2012年3月以来の高水準に達した。21日公表 された連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で債券購入のペースを年 内に減速させるというバーナンキ議長の計画を「おおむね支持」されて いることが明らかになったことも背景にある。フランスとオランダ、オ ーストリアの国債も売られた。一方、イタリアとスペインの国債は上 昇。高利回り資産を求める動きが強まったためだ。

スミス・アンド・ウィリアムソン・インベストメント・マネジメン ト(ロンドン)の債券担当ディレクター、ロビン・マーシャル氏は、 「ユーロ圏が非常に抑制された水準から持ち直しつつある兆候が高まっ ている」とし、「信頼感の改善を反映したもので、利回り上昇につなが る公算が大きい。だが、ユーロ圏は数カ月以内に越えなくてはならない 障害を抱えていることから、国債利回りがどれだけ上昇するかは不透明 だ」と語った。

ロンドン時間午後4時27分現在、ドイツ10年利回りは前日比5ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.92%。21日は3bp上 昇していた。同国債(表面利率1.5%、2023年5月償還)価格はこの 日、0.43下げ96.30。

フランス10年債利回りは5bp上げ2.48%。同年限のオランダ国債 利回りは4bp上昇し2.32%、オーストリアの国債利回りは4bp上げ て2.34%。

英マークイット・エコノミクスが発表した8月のユーロ圏サービス 景気指数(速報値)は51.0と、前月の49.8から上昇。サービス業と製造 業を合わせた総合景気指数は51.7と、7月の50.5を上回った。これら指 数は50が活動拡大・縮小の分かれ目。

英国債相場は前日からほぼ変わらず。10年債利回りは前日比1bp 上昇の2.72%。一時は2.76%と、11年8月8日以来の高水準となった。 同国債(表面利率1.75%、2022年9月償還)価格はこの日、0.08下 げ92.295。

原題:German Bonds Fall Second Day on Euro-Area Output, Fed Minutes(抜粋) Pound Falls Most in Three Weeks on Weale Comments, Fed Minutes (抜粋)

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