8月ユーロ圏サービス業活動、19カ月ぶり拡大-ドイツけん引

ユーロ圏ではサービス業の経済活動 が8月に、1年7カ月ぶりに拡大した。ドイツがけん引した。域内経済 は4-6月(第2四半期)に、過去最長のリセッション(景気後退)を 脱した。

英マークイット・エコノミクスが22日発表した8月のユーロ圏サー ビス景気指数(速報値)は51.0と、前月の49.8から上昇。ブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミスト32人の予想中央値(50.2)も上回 った。同指数は50が活動拡大・縮小の分かれ目。

ユーロ圏の4-6月域内総生産(GDP)は前期比0.3%増と、7 四半期ぶりにプラス成長を回復した。ドイツとフランスがけん引役とな った。域内ではイタリアとスペインを含む少なくとも4カ国が引き続き リセッション下にある。

クレディ・アグリコルCIB(パリ)のエコノミスト、フレデリッ ク・デュクロゼ氏は「ここ数カ月で改善が見られたものの、改善の出発 点は極めて低かった」とした上で、「7-12月(下期)には域内経済が 勢いを増す望みが十分にある。スペインとイタリアも回復し始めるかも しれない」と語った。

マークイットによれば、ユーロ圏製造業景気指数は51.3と、前月 の50.3から上昇した。製造業とサービス業を合わせた総合景気指数 は51.7と、7月の50.5から上昇。両指数はともに、2カ月連続の拡大を 示した。

同日発表された8月のドイツ製造業景気指数は52と、2年1カ月ぶ り高水準に達した。サービス業景気指数は6カ月ぶり高水準の52.4に上 昇した。

原題:Euro-Area Services Output Grows for First Time in 19 Months (1)(抜粋) Eurozone August Flash PMI: Statistical Summary (Table)(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg. Editors: Patrick Henry, Fergal O’Brien

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